ルール変更2004
第1部-管理 |
A節-総則 |
第2部-必要事項及び制限事項 |
C節-レース中の条件 |
D節-艇体 |
E節-艇体付加物 |
F節-リグ |
G節-セール |
H節-図面、クラス旗 |
C節-レース中の条件 |
レース中、乗員及び艇は第2部の規則を守らねばならない。 C節の規則が守られているか否かを調べる計測は基本計測には含まれていない。 第2部の規則はオープン・クラス規則*である。計測はERSに従って行われなければならない。 |
C節のルールは、艇のオーナーとその他の責任者はレース中守らなければならない。 計測証明書に書かれているか否かに関係なく、レース中クラス規則に合致させる義務がある。 |
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C.5 搭載備品 C.5.1 レース中使用するもの (a) 必須備品 (1) ハンドベイラー又はバケツ1個。但し、セルフベーラーを備えた艇は除く。 (b) 任意備品 (1) 計時用器具2個。それ以外の電気器具は許可されない。 (2) 帆走指示書にアンカーが指示されているときは、アンカー、チェーン、錨索を合わせて2.3kgを最小重量とし、 更に、最小長さ20.00m、最小径6mmの合繊のロープを付け、アンカーと艇を結んでおくこと。 アンカーはいつでも使用出来る状態でなければならない。 C.5.2 レース中使用しないもの (a) 必須備品 (1) 長さ20.00m以上、直径6mm以上の曳航索1本。このロープを浮力タンクの中に格納してはならない。 いつでも使用できる状態でなければならない。 (2) 効果的なパドル1本。最小長さ900mm、最小重量300g。パドルを浮力タンクの中に格納してはならない。 いつでも使用できる状態でなければならない。 |
電子機器は時計2個のみ許され、デジタルコンパスは認められない。 アンカーの搭載を義務づけるのは、大会要項でなく帆走指示書で指示することとなった。 さらに、もやいロープでなく、曳航用ロープの搭載が義務づけられ、レース中は使用しないものとされた。 このため曳航用ロープはレース中使えずアンカーロープとの兼用は認められない。 |
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C.9 リグ C.9.2 固定リギン(静索) フォアステイの使用は必須である。 フォアステイ又はその延長線がマスト・スパーと交わる点は、ヘッド・セール・ハリヤードのぎ装品/シーブより上方であること、 また、艇体と交わる点は、すべてのぎ装品とガンネルを除き、ステムから100mm以内でなければならない。 |
フォアステイのマスト取り付け位置が規定された。 ジブハリの上部に取り付けること。 1/2システムを上方にしているときはそれより上にしなければならない。 |
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C.10 セール セールの識別表記はRRS付則Gに従わなければならない。 但し、クラス記章はセールの両面で違う高さにする必要はないとの規定は除く。 クラス記章は文字FJとし、高さは300mm以上とする。 |
セール(平成16年3月31日以前の計測証明書を有するもの)を新ルールに合致させるために改造する場合は、 セールの識別表記はC.10.2(a)によらず、新たに付け替える必要はない。 新たな基本計測の後発行される計測証明書にこのことを明記する必要がある。 |
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(b) 使用法 (1) セールはハリヤードで上げるものとする。いつでも上げ下げができる方式でなければならない。 |
セールはハリヤードで上げ下げができなければならない。 ハリヤード切れを防ぐためラニヤードでマストやブーム等に固定してまっては違反になる。 |
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