1999年SCIRAボード(理事会)における決議事項
計測規則の変更 1、メーター計測 すべての計測はメトリック・システム(メートル制)を採用する。 2、センターボード 2000年1月1日以降の艇の建造は、センターボードトランクの後端は300mm -0 +3mm(上下の深さ)。センターボードトランクの頂部は、ベースラインに平行でなければならない。 3、マスト長さ 2000年1月1日以降の建造艇について、マストのトップバンドの下縁と、マストの下端までの間の最大長さは6500mmより超過してはならない。 マストステップのフィッティングのフロアー(マスト下端に接する金具の表面)は、シャーラインからしたに390mmと400mmの間になければならない。 4、ラダー位置 2000年1月1日以降の建造艇について、下部ガジョンの上面(ベアリング面)は、キールとトランサムの交点から155mmの位置に取り付けるものとする。 上部のガジョンはキールとトランサムの交点から410mmでなければならない。また、ピンドルは直径8mmとする。 5、セール計測 メインセールに4分割のガース計測の採用 6、ラダー チューブタイプのティラーは、ラダーヘッドの後端を超えて飛び出してはならない。 7、ルール48 最後の文章は次のように置き換える。「文、ヘッドステーの緩みをとるために、ショックコードを使用することが許可された。」 8、メインセール、ヘッドボード ヘッドボードをセールクロスが後方に突き出す最大許可範囲は、5mmとする。 9、ラダー重量 最大400gまで重量が永久にラダーに取り付けられてもよい。 10、キックアップ・ラダー ローカル・レースまたはレガッタに使用されてもよい。 11、ポールランチャー フィッチングは、マストより前方に出てはならない。 ポールの後方の端が感知されるほどマストの後縁を超えて前方に伸ばしてはならない。 12、セールクロス 2000年1月1日より最小重量を2,6オンスに上げる。 13、建造者 建造を保証される造船業者に対する規制の制定。 以上は1999年スペインの世界選手権において決定されたものであります。先に英語の原文のみ配布したものの日本誤訳であります。詳細は部分的には不明のものがありますが、わかり次第発表します。 *ローカル・レースとはサンクションレース(SCIRA公認レース)以外のものを示すと考えられる。「これには問題があると解釈するので、その都度問い合わせる必要がある。」 *ラダーの不可重量とは、補正重量と解釈するべきと考える。 あくまで参考資料としてください。 詳細は、直接スナイプ協会へ問い合わせください。 |